令和６年度のゼミナールⅢは、下記の要領で実施されます。OBの方も、是非ご参加ください。

【UPDATE】６月21日（金）に演題を追加しました。

【UPDATE】８月９日（金）に講師によるご講演の様子を追加しました。

日　時：　７月４日(木) 13:30～
講　師：　中濱 裕喜 先生（シャープディスプレイテクノロジー株式会社）
　　　　　［平成11年学部卒／平成13年博士前期課程修了］
演　題：　シャープのディスプレイ事業戦略について
場　所：　大阪大学 吹田キャンパス 理工学図書館 図書館ホール

日　時：　７月11日(木) 13:30～
講　師：　仁木 覚志 先生（西村あさひ法律事務所 大阪事務所　弁護士）
　　　　　［平成６年学部卒］
演　題：　エンジニアから弁護士へ 多様な人生の選択肢
場　所：　大阪大学 吹田キャンパス 理工学図書館 図書館ホール

７月４日（木）に行われました「中濱 裕喜 先生（シャープディスプレイテクノロジー株式会社）」のご講演の様子

「シャープのディスプレイ事業戦略について」のタイトルで、過去から現在に渡るフラットパネルディスプレイの市場規模、各国のシェアなどの分析に始まり、現状苦境に立たされているシャープの立ち位置と今後の復活に向けての道筋などをご講演いただきました。新しい機器･デバイスの開発や会社の拡大期の成功譚とは異なり、迫力のある内容でありました。なかなか一般では聞けないような内容が多く含まれていたので、学生達にいい刺激が与えられたものと思われます。質疑応答では、学生からも積極的な質問があり、有意義な講演会でありました。

７月11日（木）に行われました「二木 覚志 先生（西村あさひ法律事務所）」のご講演の様子

「エンジニアから弁護士へ -多様な人生の選択肢-」のタイトルで、IHIの航空機エンジンの開発でエンジニアから始まったキャリアの中で、如何にして弁護士への転身されたかについてご講演いただきました。「1回で天職に巡り会えるかはわからない。閉塞感を感じて行き詰まった時に、一歩引いたところから見渡してみるのもいいのではないか。」というお話が印象に残りました。学生からも活発な質問があり、柔軟な発想での職業選択という観点からも有意義な講演会でありました。